北科大高校の説明会とICTの時流に思うこと。

わたしのマナビ
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昨日は朝から、北海道科学大学高等学校の塾対象説明会に参加してきました。

5月15日の回にも参加していまして、それは北大コーチの方のブログにアップしています。

今回の説明会では入試結果について詳しく話しがあったのですが、合格ラインなどをどこまでお伝えしてよいのか北科大さんのスタンスがよくわからなかったので、詳細をブログにするのはやめました。(内容も前回と重なっている部分も多かったのもあります)

説明会では、あらためて北科大高校さんの凄さを認識してきました。

iPadを使った授業もそうですし、【すらら】というデジタル学習教材も導入していて、朝学習もやれば放課後の自習室解放など、「そこまでやるのか!」というくらい、至れり尽くせりの学習環境。

さらに高大連携という大きな強みもあります。

「今は大学進学の生徒が大半なので、時代の流れとして工学部は役目を終えた」という山下先生の言葉が印象に残っていて、それだけ系列の大学に通ってもらう自信があるのだと思いますし、選択肢が増えるので生徒たちも大歓迎なのでしょう。

いま現在は公立高校がファーストチョイスとなっていますが、今後、標準問題を採択している高校を目指す学力の人たちは、積極的に私立高校を選択するようになるかもしれません。それだけ私立高校にしかない魅力があると思っています。

北科大さんに限らず私立高校さん全体の流れとして、いわゆる『塾化』が止まりません。

ICTやデジタル教材の普及により、コストの問題を抜きにすれば、どこでも同じシステムで勉強が出来るようになりました。だから今まで塾でやってきたようなことを、私立高校の中で、すべて自前でやるようになってきたのです。

そして私が運営している北大コーチでも『eトレ』というデジタル教材を導入していますが、今の流れを読むと、デジタル教材だけに頼っていては、いずれ立ち行かなくなると思っています。

それは教育システムの画一化により、私立高校との差や、塾同士の差がなくなってしまうからです。そうなると、規模の差ですべてが決まり、大手塾しか残らない状況になります。

これから先、小さな私塾が差をつけられるのは『人』しかありません。

自分自身の成長。生徒の成長と、それを脈々と引き継ぐ教室の成長。Webを活用した、情報発信のプラットフォーム。いま活発になってきている、私塾同士のつながり。年輪のように培ったそれらは、何よりも変え難く、容易にマネできるものではありません。

ICTやデジタル教材を使うのが当たり前で、それを使う人が試される時代。仮にブームに乗っかっただけの高校や塾があったとすれば、形だけ整えても成果は変わらないはずです。

なぜICTでなければならないのか、なぜデジタル教材でなければならないのか。その本質を見ることを忘れずに、いまの私立高校の動向を見守りたいと思います。

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