第3の入試で高校受験が変わる!?/第一高校に行ってきました。

わたしのマナビ
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先日、私立高校の授業料無償化について書きましたが、日大高校さんが新しい推薦入試制度を発表したので、それについてお伝えしておきます。

お伝えするといっても、すでに熟長会のお二人がブログにアップしていますので、詳細はそちらを読んでいただければと…。

札幌日大の新しい推薦入試は、私立入試の流れを変えるか? | ここにいるよ
一昨日の15日 札幌日大高校で入試説明会が開催されました(うちも入試説明会でしたね) 先日の塾対象の説明会で発表された、来年春の新しい推薦入試について、公の場でも発表されたわけです めでたく?情報解禁したので、
『「第3の入試」について…ねだるな、(PS特待を)勝ち取れ!さすれば(略』
紫陽花。花に合わせて下敷きを葉っぱ🍃にしてみました。いつもありがとうございます 「第3の入試」が始まります鷹取先生がブログで発表してくださるまで待っていました…

タイトルから『第3の入試』とあおってしまったのですが、札幌クリエイトの城山先生が素晴らしいネーミングを名づけていましたので、その例に習いました。ここから先は通称として扱いますので、あしからず…。

そして『第3の入試』と聞いて、真っ先に『第3のビール』が思い浮かんでしまったのは、私だけでしょうか…(笑)。

第3の入試ってなに?

ざっくりまとめると、引用になりますが日大高校の第3の入試の概要はこんな感じです。

①推薦入試だが公立高校と併願可能、その後公立合格したら公立に進学しても良い。
②1月中旬から私立入試があるので、1回目でPS特進とか特待とか取れれば、その後1ヶ月まるまる公立入試に専念できる。
③これを利用する場合、他の私立は受験できない(私立は札幌日大のみ)。
④受験料(15,000円)は1回分で、推薦・A日程の2回受けられるそうですよ(先生に聞いてきました)。

札幌クリエイト西野のブログ~札幌市西区西野の学習塾

現在の私立受験は、A日程【2020年は2月18.19日】B日程【2020年は2月21.22日】と2つ受験校を選べるシステムになっていますが、個人的な考えで言いますと、あえて2校受ける必要性がないような状況なんですね。

なぜかというと、1校だけ選んでも「上の特進コースで受けて、足りなかったら下の進学コースで合格」という受験の仕方ができるからです。

一つの高校の中でチャレンジしつつ、保険もかけつつといった受験が可能ということは、公立高校が第一志望の人は、あえて時間を割いてまで「チャレンジで1校/保険で1校」などと2校を受けるメリットがないということです。

 

今回の日大高校の『1月中旬の入試』は、そこをうまく狙ってきたように感じています(狙ったかどうかはわかりませんが)。

1月中旬に私立高校が絞ることができれば、毎年3月頭の公立高校の受験日(2020年は3月3.4日)までの1ヶ月以上、それに向けた勉強に専念することができます。

「受験校が日大高校に絞れていれば」という条件つきではありますが、当てはまる人にとってはありがたい制度です。

これからどうなる…?

今回は日大さんがひと足早く「攻めた」格好になったわけですが、各校がマネしてスタンダードになったとしたら…。

特待の条件を満たす学力の生徒にとっては、私立高校はA日程/B日程で受験する意味が全くなくなってきます。どのくらいの人数が、どのくらいの学力が基準となるかは、来年の日大さんの受験結果を見てみないとわかりませんが。

 

しかしこの日大さんの1月入試は『推薦入試』なのですが、推薦を蹴って公立高校を選んでも良いわけですから、それって『推薦入試』といえるんですかね?

『私立を1校に絞って、入試を1ヶ月早めただけの、学力上位層の囲い込み』だと思うのですが…違いますかね…?

もしかすると近い将来、各校がこぞって入試時期を早めて「我先に受験生を囲い込まん!」と動く日が来るかもしれません。1月中旬が12月中旬といったように、受験日がもっと早くなることだって考えられます。

第一高校の説明会に行ってきました

この流れというわけではないのですが、2019年7月19日、札幌第一高等学校の説明会にも行ってきました。

「資料の内容をブログにする時は、連絡をください」なんて面倒なお触れもありましたので、スイマセン、詳細は鷹取先生のブログをご覧ください。(なんか楽をしているようですが、本当に鷹取先生のブログは凄いんですよ…^^;)

2019年 札幌第一高校説明会 | ここにいるよ
今日は、札幌第一高校(以下、第一と略させていただきます)の説明会でした 独立してから説明会皆勤賞なのは、第一と藤女子くらいですかね(*´ω`) 2018 2017 2016&n

 

私は率直な印象だけ…。

  1. とにかく新校舎がキレイ!カフェテラスとかオシャレ!
  2. ICTやらスタディサプリやら、学習環境が凄すぎる!
  3. 進学実績に、自信満々!オーラが出ていた!

前回、『【2019年】北大に現役した人数・高校別ランキング』という記事を書きましたが、系列の第一高校北嶺中高で、北大合格者を多く輩出しています。その勢いをそのまま感じる説明会でした。

記事を読んでいただいたらわかる通り、北大現役合格者でいったら【南北東西】【旭丘・北嶺・第一】【その他裁量問題の採択校】となっています。

私立高校は、(1)授業料無償化(2)第3の入試、と来ていますからね…。どこだかの政治の話しみたいになってきていますが、第3の矢が放たれるのかどうか…。

今後も私立高校の熱い動向から目を離せませんね!

コメント

  1. まつ まつ より:

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