合格予想点の比較【2020年3月北海道公立高校入試】

2020年(令和2年)3月に実施された北海道公立高校入試について、各塾から、合格予想最低点が出てきました。数字を比較して、動向や読み方を探っていきます。

道コンSS60以上の学校

公立高校	ﾗﾝｸ	2019 道コン	2020 増進会	2020 練成会	2020 ニスコ
南	A	255	250	245	254
	B	258	260	255	262
北	A	242	240	235	244
	B	244	250	245	256
西	A	232	235	225	238
	B	250	245	235	248
東	A	227	235	220	236
	B	242	245	230	244
旭丘	A	215	―	215	226
	B	235	230	225	240
	C	235	240	―	252
国際情報	A	212	―	215	230
	B	230	225	225	238
	C	232	235	―	244

道コンSS55以上の学校

公立高校	ﾗﾝｸ	2019 道コン	2020 増進会	2020 練成会	2020 ニスコ
月寒	B	212	215	210	210
	C	224	225	220	222
国際情報(国際)	B	212	215	200	226
	C	215	225	210	242
北広島	B	192	―	195	192
	C	213	200	205	216
	D	213	210	―	224
手稲	B	178	190	190	194
	C	196	200	200	208
新川	B	186	―	185	188
	C	206	195	200	198
	D	211	205	―	220
啓成(理数)	B	174	190	―	195
	C	194	200	205	210
	D	224	―	215	226
国際情報(理数)	C	177	180	170	―
	D	197	190	185	―
国際情報(グロ)	C	174	185	170	―
	D	187	195	185	―

道コンSS50以上の学校

公立高校	ﾗﾝｸ	2019 道コン	2020 増進会	2020 練成会	2020 ニスコ
藻岩	C	171	180	180	196
	D	189	190	195	210
啓成	C	168	165	165	172
	D	187	175	180	178
北陵	C	163	175	175	180
	D	184	185	190	190
清田	C	167	175	175	174
	D	184	185	190	186
平岸	C	152	175	―	168
	D	172	185	170	184
	E	185	―	185	―
大麻	C	143	170	150	160
	D	163	180	165	168
稲雲	D	131	155	155	156
	E	149	165	170	160

結局、どうだった？

ボーダーラインは下がる

昨年はアホみたいに数学が簡単（オットクチガスベッタ）だったので、それに比べると、今年は明らかにまともな難易度に落ち着きました。

数学以外の教科は詳しく比較していませんが、今年2020年のボーダーラインは、間違いなく下がります。

現時点では、練成会さんの予想ボーダーライン３年の比較が一番わかりやすくまとまっているので、参考にすると良いでしょう。

速報値はボーダーが高く設定されている

上記の表を見比べると「昨年の道コンボーダーラインと、今年の３塾ボーダーラインが似ている」と思う方もいるかもしれませんが、それにはワケがあります。

• 今年は昨年よりも難しい出題のため、平均点が10点以上は下がると予想されること
• 各塾の速報値は詳細な分析をする余裕がないため、マージンを取って予想点が高めになること
• 道コンの予想点は入試から数日たって発表されるため、速報値に比べ正確な数字となりやすいこと

このような理由から、昨年の道コン予想点（正確だが低め）と、今年の各塾予想点（早いが高め）が、同じようなボーダーラインになっているのです。

ともかく今年2020年は、今のところ、昨年の道コンボーダーラインがちょうど良い感じに当てはまっているので、そちらを見ておくと判断しやすいかもしれません。

あせらず、道コン発表を待つ

今週末〜来週頭には、道コンから入試予想最低点（ボーダーライン）が発表されます。

※追記、最新2020年3月版、発表されました

道コンデータ・入試関連,公立入試関連| 北海道学力コンクール

北海道学力コンクールを主催する株式会社進学舎のWebサイトです。道コンデータ・入試関連,公立入試関連

www.do-con.com

ただし、新型肺炎の影響で発表が遅れる可能性もありますので、あせらず待ちましょう。