皆さん、定期テストお疲れ様でした。もう答案がすべて返却されて、学年順位などもわかったタイミングかと思います。
そしてタイムリーに目にしたのが、北大ファイブさんのこのツイート。読んで憤慨する人も多いのではないでしょうか…。
生徒も保護者も「トメハネハライで減点するのはアウト」ということを知らない人がかなり多いので、定期的に周知はしていったほうがいいんでしょうね。https://t.co/r6ia9PwRVj
— 北大ファイブ fiveschools.com (@five_schools) 2019年6月20日
今回の定期テストでも、理不尽採点がたくさんありまして、特にひどかったのが、H中2年の数学。
左は、カギカッコでくくっているから、正解。
真ん中は、カギカッコでくくっていないから、不正解。
右は、2つの解の間をカンマで区切っているから、正解。
らしいです。
なんだそりゃ。
ある生徒の話しなのですが、それで連立方程式の答えは正答なのにもかかわらず、全部バツになり。
4月から入塾して、来る日も来る日も部活のあとに勉強しにきて、疲れているだろうに必死に勉強して挑んだ定期テストで、その仕打ちはないのでは…。(5教科合計で47点アップしたので報われもしましたが!)
百歩譲って、この採点基準が公開されていて、公平に競えるような形になっていれば良いと思うのですが。
いつも後出しジャンケンのように厳しく採点され、減点される。答えとして正解であるのにもかかわらず、意味のないこだわりで努力が水の泡になる。
それで内申点がつけられ、進路選択に影響が出る。生徒の方はたまったものではありません。
と、怒りからスタートしてしまったのですが、この問題について、私はテストを作成している学校の先生が悪いとは思っていません。
むしろ学校の先生方のことを尊敬しています。授業の準備以外にすることが多すぎる。その上、定期テストまで作るなんて…心中お察しいたします。
一番公平なのが、全市、あるいは全道、共通の定期テストを作成してみてはどうかと。
授業ベースでそれに合わせて定期テストを個々の先生が作るのではなく、定期テストベースで、それに合わせて個々の先生が授業を行う。
それであれば、どんな結果であろうと自己責任です。多からず少なからず先生による授業力の差はあるかもしれませんが、足りない分は自分で補えばOKです。
学校間の差も違いがありすぎます。
私の教室の周りでいうと、川一本はさむH中とM中。かたや、学力レベルが高い生徒が多いため、教科書中心の勉強では対応しきれない定期テスト。かたや、教科書中心でガッチリ対策すれば対策しやすいテスト。
それで、一律にランクがつきます。
公平とは思えません。
もっと努力が報われる、公平に高校受験に挑める。
個々の先生の力量に頼らず、どの中学校でも公平に評価が下される。
そうなればどの人も納得して、上を目指して高校受験にチャレンジできるようになるのではないかぁ…と、小さな塾の教室長は思うのでした。
北海道札幌市で塾の先生をしつつ、家庭教師の派遣・Webサイト作成・チラシ作成など、幅広くお仕事させていただいています。
『情報発信の可能性を探りたい』などとゆる〜く考えながら、自由気ままにブログを綴っています。
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